昭和24年3月、商工会の前身として広島村商工連合会と称する任意商工会が、東部地区の商店街を中心とする会員27名によって設立されました。
その後、広島村商工会と名称を改め、納税貯蓄組合、青色申告会を包含して地区商工業者の納税、記帳指導、親睦事業の実施を通じて村の経済発展のために事業を推進していました。
昭和35年に商工会法が施行され、法に対応した組織への移行について協議を重ねた結果、当時の商工業者数が未だ少なかったことから、任意団体として広島村商工振興会と改称することとし、内部に五つの委員会を設置するなどして組織の強化を図ってきました。
昭和39年には会員数も60名に達し、変則的ではありましたが札幌商工会議所の指導傘下に入り近代的商工会の使命を果たしておりました。
このような中、昭和43年に町制が施行となり、道営団地の造成による広島町の爆発的な人口増加の見込みや、工業団地の造成決定など当時の商工業を取り巻く急激な環境変化に対応するため、商工会への改組が是非とも必要となり、昭和44年、広島町商工会を設立。その後、平成8年に市制施行に伴い、北広島商工会と名称を変更し、現在に至っています。