Kitahiroshima City Society of Commerce & Industry
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2023.08.18
当会では、1873年の寒地稲作成功から150周年となる2023年に、記念事業として「中山久蔵翁の一言募集事業」を実施。
中山久蔵翁が2023年の北広島を見て、”ひとこと言いました”と題して、皆様から56件の応募をいただきました。
事業を担当した”きたひろしま開拓プロジェクト委員会”にて選考した結果、最優秀作品2つを選定しましたので発表いたします。
最優秀賞
一言:あの赤毛米がこんなにおいしいお酒になるなんて、あのころは考えもしなかったなぁー!
応募者:武田美代子 様(北広島市山手町 在住)
最優秀賞
一言:米実り努力が実る北広島
応募者:内海いくみ 様(北広島市大曲柏葉 在住)
採用されなかった応募の中から、抽選で5名様に、赤毛米焼酎1873を1本贈呈します。
商品の発送をもって発表に代えさせていただきます。
明治初期、厳寒の北海道では(道南より北)稲作に適さないとされていましたが、島松(現在の北広島市島松)に入植した中山久蔵翁は、寒さに強いと言われる品種である赤毛の種を取り寄せ、さまざまな苦労と努力を重ねて稲作に試み、1873年(明治6年)に反あたり換算で345kgの収穫に成功しました。
その後、中山久蔵翁は成功した種もみを開拓者に無償で提供し、営農指導まで行い、全道に米づくりが広がりました。
現在、北海道を代表するブランド米となった「ゆめぴりか」「ななつぼし」は赤毛の子孫となります。
当会では、この偉業を当市、北海道の財産として、中山久蔵翁・赤毛米による様々な取組を行っています。